「危機管理産業展 2018」の3日間が無事終了いたしました。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました!
会場は災害対策を網羅する【防災・減災ゾーン】、防犯対策の【セキュリティゾーン】、自治体や企業活動に向けた【事業リスク対策ゾーン】の大きく3つに分けられ、最新技術のAIやVR、ドローンやロボットを活用したソリューション提案やデモンストレーションなど、数多くのブースが並びました。
2日目にRISCONステージにて弊社代表の野口が登壇し、
「GPSを活用した広域災害救助支援システム」のご紹介をいたしました。
その模様をレポートいたします。
会場でもひと際目立つ、鮮やかな「ここココ」ポロシャツで野口登場。
さらに、今回は本展示会にも出展している株式会社ナカネさんが製造された、災害医療チームが身に着ける多機能ベストも着用。
左胸の小さなポケットに小型のGPS端末がしっかり入っています!
今回ご紹介したのは、
GPSの位置情報を活用した広域災害時の救助活動支援システムです。
大型地震や台風、豪雨や豪雪など、広域での災害が起こったとき、
各地の被害状況、安否確認、二次災害情報、救助活動の要請、医療現場や避難所の状況など、被災地では様々な情報が錯綜し、災害対策本部はこれらの情報の集約と指示に多くの負担がかかってしまいます。
私たちは広域災害時の円滑な救助活動のためには、正確な位置情報の把握が重要と考えています。そして、その位置情報を一元管理し、共有できる仕組みを作ることができないか。
そこで、スマートフォンやタブレットなどの身近な通信手段に依存せずに位置情報を取得することができる、専用のGPS端末を活用したシステムを開発しました。
それが、災害救助に従事される皆様が速やかに活動できるようサポートをする
「広域災害救助支援システム」です!
あらゆるヒト・モノの位置情報を一括管理・共有することができます。
災害対策本部での位置情報把握はもちろん、
たとえば、被災地の住民の皆様に給水車や重機など被災地で重要となるモノの位置情報を公開することも可能です。
これらの位置情報は「小型・軽量」「防水仕様」「デバイスフリー」のGPS端末で取得します。
わずか30グラム!
この小型のGPS端末の電源を入れて持っているだけでOKです。
このGPS端末がいかに小型・軽量なのか!?
実際にお客様に持っていただくと、その小ささと軽さに驚かれる方が多いです。
災害救助活動にかかわる、あらゆるヒトやモノの位置情報を一元管理することで、
・被災地の状況把握
・災害対策本部からの的確な指示出し
・関係各所への情報公開、被災者の皆様への迅速な情報提供
・行政など関連機関との連携
など、迅速かつ安全な災害救助活動をサポートできればと考えています。
たった30グラムの超小型GPS端末「ここココ」が災害救助活動のあらゆる人・モノの見える化を実現します!
皆様の地域においても、大規模な自然災害がいつ起こるともわかりません。
災害発生後の迅速な救助活動のために是非「ここココ」の導入をご検討ください。
約10分間のプレゼンテーションは、あっという間でした。
当日ご清聴いただいた方も、この記事をご覧いただいた方にも、まだまだお伝えしたい事例や活用方法などがございます。
ご興味のある方、ご質問・ご相談はこちらから是非お問い合わせくださいませ。
本事業は東京都の「先進防災技術実用化支援事業」に採択されました。
今後もこの事業を広く展開できるよう、尽力いたします。