2023年8月26日(土)、27日(日)に山形県で開催された環境スポーツイベント「鳥海山 SEA TO SUMMIT 2023」（主催：鳥海山SEA TO SUMMIT実行委員会）にて、「ここココ」を活用していただきました。

「鳥海山 SEA TO SUMMIT 2023」は今年で11回目の開催。
SEA TO SUMMITの全大会の中でも屈指のハードコースといわれる標高差2,160mのコースです。
「海のステージ（カヤック）」「里のステージ（バイク）」「山のステージ（ハイク）」の3ステージ（3種競技）で、西浜海岸～鳥海山大物忌神社（山頂御本殿）を目指します。

そして、最後の「山のステージ（ハイク）」にて、参加される皆さん一人ひとりに安全管理のため、GPS端末を携帯していただきました。

「山のステージ（ハイク）」の入山チェックポイントとなる、鳥海山中腹の鉾立駐車場で専用ポーチに入れたGPS端末を配布しました。

鉾立駐車場から鳥ノ海御兵神社を抜けて、山頂にある大物忌神社がゴールとなります。
山岳コースは分岐する箇所が多くあるため、一人ひとりの状況を俯瞰で把握できることが安全管理や救助の初動対応に繋がります。
山岳のレスキュー班とは常にこの画面を見ながら全体の進行状況やコースアウトはしていないか、遅れている人はいないか等、情報を共有しました。

位置情報の取得は5分間隔で設定しました。
鉾立駐車場をスタートして山頂でゴール、その後戻ってくる軌跡がしっかり取れていました。

当日、山の天気は変わりやすく、鉾立駐車場では雨が少し降りましたが、山の上の方では晴れて気持ち良かったそうです。
本当に本当にハードな競技ですが、皆さんの笑顔がとても印象的です。

参加者の皆さん、運営スタッフの皆さん、本当にお疲れさまでした。

≪関連URL≫
鳥海山 SEA TO SUMMIT 2023 公式HP

 

野外イベントの安全管理や状況把握などにGPSをご活用したい方は、ここココ Event assistページをご覧ください。